専修学校の定義
専門学校とはいったいどんな学校なのでしょうか? 多くの人は、専門学校のことを単に「ある特定の分野について専門的で実践的なことを勉強する学校」と思っているのではないでしょうか。たとえば、ゲームのことを勉強するところならすべてゲーム専門学校、ビジネスのことを勉強するところはすべてビジネス専門学校と思っている人も多いようです。専門学校が「ある特定の分野について専門的で実践的なことを勉強する学校」だという考えはあながち間違いではありませんが、正確ではありません。先に述べたビジネス学校などの中には、法律的にはいわゆる塾やカルチャースクールと同じ扱いで、営利を目的とした企業になるところもあります。一方、正規の専門学校は「学校教育法」に基づいた、教育を目的とした学校法人になります。もう少し掘り下げてみましょう。今度は、専門学校の学校教育法(学校教育に関するもっとも基本的な法律)上の位置を説明します。そもそも「専門学校」とは、「専修学校」という大きなカテゴリの中の一つのグループを指します(そのほかのカテゴリは「大学」「高等学校」「中学校」「幼稚園」など)。専修学校には、高等課程・一般課程・専門課程の三つの課程があります。それらはそれぞれ「高等専修学校」、「専修学校一般課程」と呼ばれ、専門課程を行う専修学校のみが「専門学校」と名乗ることができるわけです。逆に言えば、法律で認められた専門課程のない専修学校は、「専門学校」と名乗ることができません。さて、ある団体が専門学校(専修学校専修課程)と名乗るには、次の3つの条件が要求されます。1.修業年限(入学から卒業までの期間)が1年以上2.1年間の授業時間数が800時間以上(夜間課程は年間450時間以上)3.生徒数が40人以上
さらに、国立の学校であれば文部科学大臣が、公立であれば都道府県教育委員会が、私立であれば都道府県知事が設置の認可をすることによって、学校は初めて公に「専門学校」と名乗ることができるのです。